記録されるアクションの一覧と、可能な解釈について以下に記載します。
アクションログの設定方法についてはこちらをご確認ください。
前提
※アクションログはあくまで受験中に行われた記録であり、不正行為と断定するものではありません。
ログを確認して、不審な行動が見受けられた場合は、面接などで受験者に直接確認することをお勧めします。
また、本ページについてもこの前提を考慮し、確認可能なアクションログと、それをもとに解釈できる可能性をセットで示しております。
アクション一覧
受験者の試験開始~試験を提出するまでの操作を記録します。
操作 | 詳細 |
試験を開始 | 試験の開始時に記録されます |
問題を開始 | 問題の開始時に記録されます。 |
問題のページを読み込み | 問題の開始時やページのリロード時に、問題を読み込んだことが記録されます。 |
コードの実行と保存 | コードの実行時に記録されます |
コードの説明を更新 | 「コードの説明」を入力、または更新した際に記録されます。 |
問題を提出 | 問題の提出時に記録されます。 |
試験を提出 | 試験の提出時に記録されます。 |
以下のアクションは、不正行為と断定するものではありません。可能性として考えられる状況を考慮し、必要に応じて受験者に直接ご確認いただくことをお勧めします。
操作 | 詳細 | 可能な解釈 |
コードの貼り付け | 外部のページからエディターへコードをコピー&ペーストした際に記録されます。 ログの詳細には、貼り付けられたコードが表示されます。 | ・第三者が書いたソースコードをコピーし、貼り付けた
・別環境で書いたソースコードを貼り付けた
・ソースコードを別の場所に再配置した |
別タブへ移動 | 問題の解答中にブラウザの別のタブを開いた際に記録されます。 ログの詳細には、別のタブが開かれていた時間の長さが表示されます。 | ・受験者が許可されていない参考資料にアクセスした
・受験者が第三者と連絡を取ろうとしていた
・緊急の連絡などを確認した |
例)コードの貼り付け
例)別タブへ移動
セッションデータ
セッションデータは全てのアクションで表示されます。
各アクションで直前のアクションとのセッションデータが一致しない場合、
「セッションデータの不一致」と表示されます。
例)
セッションデータ名 | 詳細 | 可能な解釈 |
IP Address | 受験者のIPアドレスが記録されます。 | ・受験者が別の場所から試験を受けている第三者とログイン情報を共有している可能性がある
・受験者が停電などにより、家庭用インターネットからモバイルデータに切り替えた
・一部のVPNプロバイダには、セキュリティの観点から定期的にユーザーのIPアドレスを切り替える機能があり、受験者がこの機能を使用している可能性がある。 |
User Agent | 受験者のWebブラウザやデバイスのOSバージョンが記録されます。 | ・受験者が同じセッション下で第三者とログイン情報を共有し、協力して受験した
・受験者が試験の異なるセクションを表示するために、複数のセッションを作成した
・受験者がブラウザのCookie(クッキー)を消去し、シークレットモードに切り替えたり、別のブラウザに切り替えた
・受験者が試験を複数の日にまたがって受験したため、以前のセッションIDが期限切れとなり、新しセッションIDが発行された |
Session ID Hash | 受験者のセッションIDが記録されます。 | ・第三者が異なるデバイスやブラウザを使用し、受験者と協力した
・受験者が別のWebブラウザに切り替えて試験にアクセスした
・受験者が試験中に別のデバイスに切り替えた(例:Macbookで試験を開始したが、WindowsPCに切り替えた等)
・受験者が試験中にOSをアップデートした |